レキシのアルバム「ムキシ」で1番気になった歌?
こんにちは、フーゴです。
レキシの6枚目のアルバム「ムキシ」の曲リストをみたとき、
どんな歌なのか1番気になったのが「出島で待ってる」でした。
歴史的に出島っていうと、長崎の出島しか浮かなばいんですけど、
「なんで出島で待ってるの?」って疑問が止まらなかったです(笑)
そこで実際に聴いてみたらサビの部分が、
メロディーもリズムもいい感じ!
そこで今回はレキシの「出島で待ってる」の歌詞の意味や解釈、
あと歴史的な「長崎の出島」のこともご紹介したいと思います。
レキシ「出島で待ってる」の歌詞の意味とは?
それでは「出島で待ってる」の歌詞をチェックしてみましょう。
出島で待ってる / レキシ
作詞 池田貴史
作曲 池田貴史
雨が降るから早く帰ろう 誰かが僕を誘う
海が見えるよ そんな言葉が惑わせるね
曇り空はこんなにも高くはかなくて
夢の中でまた会えるかな?
そうさあの時のキミの言葉を ボクはまだ覚えてるよ
海の向こうの心変わりは迷わせるね
曇り空が不安な想いをごまかしてくれた
またキミは来るよね
ボクまだ待ってる 出島で待ってる このまま待ってる キミのこと
出島で待ってる ボクまだ待ってる このまま待ってる キミのことを
晴れの日にはならんで歩いたこの坂道を
まだキミは覚えてる?
ボクまだ待ってる 出島で待ってる このまま待ってる キミのこと
出島で待ってる ボクまだ待ってる このまま待ってる キミのこと
誰かが決めた事 こんなに気にして
伝えられなかった言葉 今も消せずに
だからもうキミは来ないのかな
でもまだ待ってる 出島で待ってる ボクまだ待ってる キミのこと
出島で待ってる ボクまだ待ってる このまま待ってる キミのこと
ボクまだ待ってる 出島で待ってる このまま待ってる キミのこと
出島で待ってる 5時まで待ってる ボクまだ待ってる キミのことを(出典:レキシ)
普通に聴いちゃうと、ただ面白い歌なんですけど、
歌詞をじっくりとみてみると少し切ないですね。
レキシ「出島で待ってる」の出島ってどんな場所
この「出島で待ってる」は、
ボクがキミのことを待っている歌です。
タイトル通り、出島で待ちつづけています。
この長崎の出島は江戸時代、鎖国期間中に日本にくる、
オランダ人の居住地だったということは有名ですよね。
ここにはオランダ東インド会社の日本商館が置かれていました。
江戸時代はオランダ人の在留はこの島のみに限定されていて、
特別な行事をのぞいては出島から出ることは禁止されています。
出島関係だとオランダ商館付きの医師だったシーボルトが有名ですね。
この「出島で待ってる」が収録されているアルバム「ムキシ」には
「SAKOKU」という曲もありますが江戸時代の鎖国期間中には、
外国人と接することができるのは基本的には出島だけでした。
レキシ「出島で待ってる」はオランダ人女性に恋をした歌?
「出島で待ってる」を最初に聴いたときは、
キミについてあんまり考えなかったんですけど
そうさあの時のキミの言葉を ボクはまだ覚えてるよ
海の向こうの心変わりは迷わせるね曇り空が不安な想いをごまかしてくれた
またキミは来るよね
この「海の向こう」と「またキミは来るよね」という言葉から、
相手が日本人じゃないことを感じさせます。
それが決定的になるのがこのフレーズです。
誰かが決めた事 こんなに気にして
伝えられなかった言葉 今も消せずに
だからもうキミは来ないのかな
「誰かが決めた事 こんなに気にして」という歌詞から
オランダ人のキミのことを好きになったボクの、
日本人としての切ない葛藤がうかがえます。
江戸時代の国を超えた恋はハードルが高そうですしね。
本当は好きだということを伝えたかったけど、
伝えられなかった。でもその想いは今も消えない。
そんな切ない恋心を感じてしまいました。
だからボクは出島で待ちつづけます。
5時まで(笑)
最後に1フレーズだけ入ってるこの「5時まで待ってる」で
ついつい笑っちゃったんですけど、そこがレキシっぽくていいですよね。
シリアスにさせすぎないところ。
ただこれも5時っていうのが出島の滞在時間の限度かもしれないので、
本当のところはどうかわからないんですけど急に現実っぽくなって
なんだか面白くなっちゃったのでした。
ということで、今回はレキシ「出島で待ってる」の
歌詞の意味や解釈について自由にご紹介してみました。
「ムキシ」は名曲ぞろいで楽しいアルバムですね。
では、またー!
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