フェルマーの料理のあらすじネタバレ!感想や評判が面白いと話題

数学の天才少年が料理と出会ったらどうなる?

こんにちは、アオアシが大好きなフーゴです。

アオアシの作者小林有吾さんの新連載がついに始まりましたね。

2018年9月6日発売の月刊少年マガジン10月号(講談社)に
第一話の前編が掲載されています。

このマンガは数学オリンピックの本戦出場を目指していたけど、
挫折してしまった天才的な高校生の物語です。

彼が天才シェフと出会うことによって
数学と料理という2つの分野の融合が始まります。

今回はこの新連載漫画の第一話に対するみんなの反応や
作者のコメント、このマンガにまつわるフェルマーについて、
料理と数学の関係、あらすじネタバレなどを中心にお送りしまーす。

フェルマーって誰?

この漫画のタイトルにもなっているフェルマーは、
フェルマーの最終定理で知られるフランスの数学者です。

「数論の父」とも呼ばれています。

でも職業は弁護士で、数学は余暇で行なっていたようですね。

言語にも堪能であったフェルマーは、母語のフランス語のほかにも、
スペイン語やラテン語で詩を作り、高い評価を得ていました。

このフェルマーの最終定理というのは、300年以上誰も証明することが
できなかった定理です。多額の賞金がかけられたこともあったのですが、
誰も解くことができませんでした。

でもフェルマーは「私はこの命題の証明をもっているが余白が狭すぎるので
ここに記すことはできない」とか面白いことを書き残しているので、
長いあいだ、さまざまな数学者がチャレンジしてきました。

ようやく解けたのが1993年6月です。プリンストン大学の教授をしていた
アンドリュー・ワイルズが3日間にわたる講演で「フェルマーの最終定理」を
解決したことを報告して世界が驚きました。

フェルマーの料理・第一話(前編)のあらすじネタバレ

オイラー・ガウス・望月新一教授のような
一流数学者に憧れる主人公の岳。

彼が通う高校は10年前に開校以来、
ずっと数学オリンピックの日本代表に名を連ねている超進学校。
だけど岳は数学オリンピック予選の最終日、答案を白紙でだしてしまう。

そのせいで理事長から睨まれて、
岳は特待生ではなくなり、学食でアルバイトをはじめる。

岳は学内ではずっとトップの成績だけど、
理事長がすすめる数学コンテストに出ないということでさらに睨まれる。
彼は数学の道ではトップにはなれないと、自身の能力に絶望している。

そんな岳がまかないでナポリタンをつくったとき、
その様子をみていた天才シェフから声をかけられる。

「おまえは自分が何者か気づいていない」

その天才シェフの作ったナポリタンに衝撃を受ける岳。
その味の芳醇さに驚いて、それが数学において培ってきた感覚と結びつく。

「そのナポリタンは、昨日お前がまかないで作るときにした
ある工夫をわざとしていない」と彼は言う。「だから完璧じゃない」と。

「まったく恐ろしい人間だ。おまえはそれを工夫とも考えずにやっていた。
俺の名前はカイ、朝倉海だ」と天才シェフは名を告げて去っていく。

その頃、学内ではある張り紙が生徒たちにショックを与えていた。
それは岳の退学命令書。そこには素行不良により退学を命令すると書かれていた。
果たして岳の運命はどうなってしまうのか?

フェルマーの料理の第一話に対するみんなの反応は?

僕個人の感想としては、すごく面白かったです。

特に主人公が天才シェフ朝倉海のナポリタンを食べたあとの
閉ざされていた扉がひらいた一連の描写に関しては、
読んでいてかなり引き込まれました!

ボブマーリーの名言を思い出しましたね。

「片方の扉が閉じていたとしても、
もう片方はきっと、開いているよ」

 

その他のみんなの反応はこんな感じです。

このマンガにでてくる天才シェフ朝倉海は
作者の他のマンガ(てんまんアラカルト)にもでてくるキャラのようですね。

こちらはまだ未読なのでぜひチェックしてみたいと思います。

他の数学のマンガで今面白いものは?

数学を扱ったマンガで今面白いものは、
「はじめアルゴリズム」です。

数学が大好きな天才少年はじめの成長物語。

フェルマーの料理が面白かった方は、
ぜひこちらもチェックしてみるといいかも。

http://morning.moae.jp/lineup/854

老数学者・内田豊は地元での講演後、ふらりと立ち会った母校で、「数字」と遊び、「数学」の才能に溢れた小学5年生・関口ハジメに出会ったのであった…。

足す足す引く引くワクワクドキドキ!
ワンダーボーイ、数字と一緒に世界を大冒険!

読めば数学が少し好きになる、天才が少し好きになる!!

作者小林有吾さんのコメントは?

アオアシを毎週楽しみにしている僕としては、
好きな作者の新連載は嬉しい反面、心配にもなります。

「アオアシの進行に影響が出たら複雑だなー」
「忙しすぎて体調を壊さないかな?大丈夫かな」

と、勝手に思っていたのですが、
作者のオフィシャルブログにこういったコメントが出ていて安心しました。

アオアシの原稿の合間合間に描きました。ショートピースの時と同じく、これのためにアオアシを休んだりすることはしないので安心ください。

数学と料理というテーマなんですが、数学の世界も面白いですよ。取材楽しかったです。

アオアシは休まずに描いていただけるようなので良かったです(笑)
不定期連載というのも負担が過度にかからなそうなのでいいですよね。

数学と料理というテーマだとノーベル物理学賞とノーベル化学賞をとったキュリー夫人のことを思い出します。彼女は料理が大の苦手だったそうなんですけど、料理も大好きな化学の一種だと気づくことで、急激に料理が上達して、大好きになったそうです。

料理はレシピという化学的であり数学的なものに影響を受けるので、
そういった意味でも今後の展開に期待しています。

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